いろいろな炭とさまざまな活性炭

投稿日: by 伊東
カテゴリ:製品について


焼き鳥屋や焼き肉店でたまに見かける備長炭。

固い樫の木を高温で焼いた備長炭は

炭質が密で、強い火力が特徴です。

不純物をほとんど含まず、煙が発生しにくいことから、

食材への匂い移りが少なく料理店等で重宝されています。



dustex.blog. 備長炭.jpg










広葉樹の樫から作った備長炭が「燃料向き」とすれば、

「調湿向き」なのが、針葉樹の炭。

針葉樹の炭は仮導管と呼ばれる表面の細孔が大きく、

湿度を調節するスピードは備長炭の2倍以上といわれています。

その他、画材用やガーデニング用の炭などいろいろあります。



一方、活性炭は炭素を豊富に含む素材を高温で加工したもの。

原料は木材チップ、おが屑、木炭、石炭、樹脂、ヤシ殻などさまざま。

微量物を吸着する性質があり、脱臭や水の浄化に欠かせません。

多くの浄水器はフィルターに外国産ヤシ殻の活性炭を採用していますが、

輸入原料ならではの課題(価格変動・輸送費高騰)があります。



こうした中、近年登場したのが、国産モミ殻の活性炭。

余剰資源を有効活用、容易な原料調達、輸送費の削減に加えて、

ヤシ殻以上の、今までにない吸着力を発揮する期待の新素材です。

弊社ではモミ殻活性炭の高性能フィルターを搭載した新型浄水器を、

まもなく販売開始いたします。どうぞご期待ください。




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