放射性ヨウ素検出の遅れ。今日の水道水は大丈夫?
3月28日の東京電力による発表によると、
福島第一原発の敷地内で21日と22日に採取した土壌から、
放射性物質のプルトニウムが検出されたそうです。
破損した原子炉中の核燃料が漏れ出したらしいのですが、
現時点では、わずかな量であり、
人体には影響のない範囲でした。
気になったのは、発表されるまでの時間です。
土壌採取から検出発表まで約1週間。
プルトニウムの検査には時間がかかると新聞に書いてありました。
水道水からの放射性ヨウ素検出の発表が
遅れている自治体もあります。
25日と26日に採取した水道水の
基準値超えがわかったのは27日夕方だった福島県伊達市。
同県川俣町でも実態判明が遅れました。
基準値を超えた水道水を知らずに乳児に飲ませていた保護者から
苦情の声が上がっています。
健康への影響はないといわれても不安は消えません。
放射線を測定する機器が不足していることと、
水道水だけでなく、
野菜や牛乳などの食品検査もあって時間がかかるとか。
冷静に行動するためにも最新の正確な情報が必要です。
自治体の方々には、
検査態勢を速やかに強化していただきたいと願っています。