安心安全な飲み水を。まずは小さな子供たちに。
水道水から検出される放射性物質の濃度は
雨が降った後に高くなる傾向があります。
厚生労働省は3月26日付けで水道事業者に、
降雨後は、取水を控えたり中止する、
貯水施設をシートで覆う、
放射性物質の低減効果が期待される粉末活性炭を利用する、
などを検討するように要請を出しました。
3月30日、関東地方の一部で雨が降り、
宇都宮市では数時間、鬼怒川からの取水を止めました。
放射性ヨウ素は乳児の基準値以下で問題はないそうです。
しかし、水道水は本当に大丈夫なのでしょうか?
乳児に水道水を飲ませないように、という事態が、
また起きるかもしれないという不安はあります。
先日の混乱を、備蓄していた水で対応した東京都内の保育園。
水道水用の地下水を活用した千葉県松戸市でも、
今後の飲み水の確保を緊急課題に挙げています。
ペットボトル水は入荷待ちや売り切れが続いています。
大手スーパーでは、店頭での販売を中止、
母子手帳を持参した方だけが購入できるようにしたそうです。
こうした取り組みは良い案だと思います。
まず、小さな子供たちに安心安全な水を。