世界水フォーラム(水の議論)
こんにちは。
株式会社ダステックス
「セントラル浄水器」で
オールインワン=100%浄水の
水のスタンダードをお届けする、伊東です。
今月、韓国にて国際会議【世界水フォーラム】
が開催されました。
民間のシンクタンクである世界水会議(WWC)によって
運営されている、世界の水問題を扱う国際会議。
「世界で深刻化する水問題」
特に飲料水、衛生問題における世界の関心を高め、
水企業、水事業に従事する
技術者、学者、NGO、国際連合機関等からの参加で
世界の水政策について議論することを目的とする。
各国の政府関係者や政府代表も多数参加し、
閣僚宣言も出されることから、
世界の水問題とその政策に大きく影響を与えています。
今回は、168カ国から4万人以上が参加。
例えば、カタール代表は
「他地域より水不足に直面している。
海水の淡水化が急務」
と強調。
閣僚宣言では
「水問題解決に向け官民など国際協力が必要」
とした上で、
『温暖化への対応が重要』と盛り込んだそうです。
「水の惑星」と呼ばれる地球ですが、
【水】の大半は海水で、淡水は2.5%。
しかも、その多くは南極などの氷として存在し、
川や湖といった利用しやすい【水】は
0.01%程度にとどまります。
『生活に使える水は、地球上の0.01%』
世界で起こっている水資源問題の原因は
◆人口の増加
◆気候の変動(温暖化)
◆水紛争
など。
日本の【水】の海外依存度も尋常ではありません。
日本の食料自給率は約40%と輸入に頼っています。
輸入食料の生産に使われた水は約800億立方メートル。
国内の年間使用量に匹敵し、多くの水を海外の水に依存。
実際に大量の水を海外から運んでいるわけでは
ありませんが、
「輸入穀物・畜産物を国内で育てたら、
どれくらいの水が必要なのか?!」という考え方を
『バーチャルウォーター』といいます。
バーチャルウォーターについては、また今度書きます!
日本では水道の蛇口をひねれば
『安全な水』が出ます。
でも、
世界では8億人以上が安全な飲み水を
手に入れられないという深刻な水問題に
直面しているのです!