きれいな水で世界の人々に笑顔を

濁った水に白い粉末を入れて、くるくるとかき混ぜること、数十秒。
ふわふわとした茶色の固まりができ、
それが底に沈むと、透明な澄んだ水が出来上がります。
白い粉は納豆の粘り成分である、ポリグルタミン酸。
食品由来のこの物質が持つ凝集作用を利用した水処理事業が注目を集めています。

発展途上国を中心に、世界では約10億人もの人々が、
安全な飲み水が手に入らない生活を送っています。
衛生的とはいえない濁り水を使って料理を作ったり、
川へ水汲みに出かけた子供がワニに襲われて大けがをしたり。
日本で暮らす私たちの想像を超えた厳しい現実がここにはあります。

けっして安価ではないけれど、
現地の人が支払える範囲のコストで運用される、
ポリグルタミン酸を使った簡易浄水施設がオープンした日。
蛇口から勢いよく流れ出る、きれいな水を飲んだ子どもが見せた、
おいしさに満足した笑顔が印象的でした。

私たちが手掛けているセントラル浄水器は、
一台設置するだけで家中すべての蛇口に高品質の浄水を供給できるシステムです。
おいしい、きれい、やさしい、うれしい浄水だから、誰もが笑顔になれるはず。
これからも充実した浄水サービスを通じて、
お客様に安心安全と快適さと、笑顔もお届けしたいと考えています。