ナトリウム汗、カルシウム汗
こんにちは。
株式会社ダステックス
「セントラル浄水器」「水素水整水器」で
オールインワンとプラスワンの水のスタンダード
をお届けする、伊東です。
もうすぐ,
リオデジャネイロオリンピックが開幕します。
応援する私たちも手に汗握るほどの熱戦が期待できそうです。
現地では25度を超える暑さが予測され、
選手の体調管理やアクシデント対策が課題になります。
暑さに弱いとされる日本選手団の有力戦術の一つが
「汗理論」。
日本陸上競技連盟科学委員長を務める三重大学の杉田教授は、
昨年から競歩やマラソン選手の汗を採取してきました。
ここで注目したのは汗の量ではなく、汗の質。
汗の中の
ナトリウムやカルシウム濃度は選手によってバラバラで、
最大で1.6~1.8倍差にもなることがわかりました。
ナトリウム分の多い汗をかく選手は、
体温調整が働きにくくなり熱中症を起こしやすくなります。
一方、
汗でカルシウムを多く失うと
筋肉疲労でけいれんのリスクが高まります。
失いやすいミネラル分を強化した食事やドリンクを個別に準備するなど、
汗データを活かした秘策がリオ五輪で登場するかもしれません。
トップアスリートだけでなく一般の人にも汗理論は応用できます。
たとえば、
熱中症を発症した経験のある人はナトリウムが、
けいれん体験者はカルシウムが、
汗で多く失われていたと考えられます。
スポーツ飲料や経口補水液は商品ごとにミネラル配合が異なるので、
成分表をチェックして自分にあったものを摂り再発を防ぎましょう。
ホントに暑くなるこれからは、
単なる水分補給だけでなく
塩分何度の管理も必要になります。