赤い惑星に眠る水

投稿日: by 伊東
カテゴリ:水と環境について


南の夜空で煌々と輝く惑星は、

2003年以来、15年ぶりの地球大接近となった火星。

酸化鉄が表層を覆い、

太陽の光を反射して燃えるように赤く見える火星は、

秋頃までマイナス等級の明るさで夜空を彩ります。



イタリア国立宇宙科学研究所を中心とした観測チームは、

先日、火星に関する新たな見解を発表。

欧州宇宙機関の探査機マーズエクスプレスで精測した結果、

火星の南極付近にある氷床下約1.5キロ地点に、

凍っていない地下湖があるらしい、と。



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数十億年前の火星は濃い大気に包まれ、

地表の川には豊富な水が流れていたと考えられています。

その多くは大気の希薄化により消失したものの、

地下深くで大量の水がひっそりと眠り続けていたというのです。

その水中には地球外生命が生存している可能性もあります。



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