未来を拓いた安積疏水

投稿日: by 伊東
カテゴリ:水と環境について


残暑が厳しい9月初頭、福島県郡山市内の神社で、

毎年恒例の「大久保様の水祭り」が開催されました。

大久保様とは明治維新で活躍した大久保利通公。

水は2016年、日本遺産に認定された、

"未来を拓いた一本の水路"「安積疏水」です。



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かつて安積地方と呼ばれていた郡山市周辺は雨量が少なく、

広大な原野が広がるだけの不毛の土地でした。

明治新政府で主導権を握っていた大久保公は、

猪苗代湖から奥羽山脈を貫いて水を引く疏水計画を提言、

国直轄第1号事業として安積疏水は1882年に完成しました。



総延長約130キロ、37か所のトンネルを通って届く豊富な水。

郡山盆地での米の収穫量は飛躍的に増加し、

その後は工業用水や生活用水、水力発電にも広く利用されました。

地域の発展を長年にわたって支え続けてきた安積疏水は、

那須疏水、琵琶湖疏水と共に日本三大疏水と呼ばれています。



私たちダステックスが手掛けるセントラル浄水器「Mizuho」は、

一台で家中すべての蛇口に高品質な浄水を供給するシステムです。

水は大切なものであることを、今一度認識すると同時に、

私たちは最新のテクノロジーを活かし、

社会や経済の発展に貢献し続けたいと考えています。



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