水分95%の新プラスティック

投稿日: by 伊東
カテゴリ:水と環境について


お菓子のグミのような、ゼリーにも見える無色透明の物体。
柔らかくプ二プ二した手触りですが、
弾力はこんにゃくの約500倍。
さらに驚くのが、自己修復性(セルフ・ヒーリング)。
細かく刻んでも、くっつけるとあっという間に元通りに。



物体の名前は「アクアマテリアル」。
成分の95%以上が水という、新しいプラスティックです。
開発したのは東京大学大学院工学系研究科の相田教授。
2015年にはナノテクノロジー分野の優れた研究者に贈られる、
江崎玲於奈賞を受賞されました。


素晴らしい特性を持つ、この新プラスティックは、
人工関節などの医学用素材として注目を集めています。
作り方は簡単。水と3種類の粉末を室温で数秒混ぜるだけ。
「アクアマテリアル」はほとんど水でできているため、
身体にも環境にもやさしい新素材といえます。


dustex.アクアマテリアル.jpg
















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