線路には砕石を、浄水器には耐寒対策を
在来線などの鉄道レールの下に敷き詰められた砂利は、
正式には砕石(バラスト)と呼ばれるものです。
安山岩や砂岩、花崗岩といった、
硬い岩石を荒く割って作った砕石が
列車の重みを分散して支え、レールの沈下を防いだり、
振動や騒音を遮断すること。
水はけを良くし、枕木を長持ちさせること。
雑草の繁茂を防ぐこと。
そして、寒冷地で安全に列車を運行させること。
地中の温度が氷点下になる寒冷地では、かつては、
凍った土が膨張して線路を持ち上げてしまうという問題が多発。
凍りやすい水分を含んだ土の代わりに、
砕いた岩石を敷き詰めるように提言したのは、
雪の結晶研究で有名な、中谷宇吉郎博士だといわれています。
寒さの厳しい冬は凍結による住宅設備の故障や、
深刻なトラブルがしばしば発生します。
セントラル浄水器の本体や配管も例外ではありません。
弊社では万全の注意を払い、各種の耐寒対策を準備。
便利な浄水器を安全にお使いいただけるよう尽力しています。