冷凍食品100周年
「ステイホーム」の大型連休が始まり、
多くの人々が自宅で過ごす日々。
スーパーでは冷凍食品の売り上げが増えているそうです。
2018年の統計では国民1人当たりの消費量は約23キロ。
おそらく2020年は記録を更新していることでしょう。
今や食卓に欠かせない冷凍食品の歴史は、
ちょうど100年前に始まりました。
北海道で魚を冷凍する施設が建設されたのが1920年。
東京五輪(1964年)や大阪万博(1970年)を経て、
商業利用から一般家庭向けに広がりました。
冷凍食品の特徴は、高い保存性。
マイナス18度以下で適切に保管すると、
製造後1年間は当初の品質を維持できるとのこと。
冷凍マグロなどは0度程度の氷水に入れて解凍すれば、
変色や変性が少なく、おいしく食べることができます。