春山からのご馳走
うららかな春の季節になると、
野菜売り場に並ぶ、山菜の数々。
フキノトウ、ウド、タラの芽、ワラビ、ツクシ。
山菜は栽培される野菜よりもアクが強く、
独特の苦味やエグ味は春らしい味覚ともいえます。
フキノトウ、ウド、タラの芽、ワラビ、ツクシ。
山菜は栽培される野菜よりもアクが強く、
独特の苦味やエグ味は春らしい味覚ともいえます。
山菜のアクには無機質と有機物のものがあります。
無機質はカリウム、マグネシウム、カルシウムなど。
有機物のものはシュウ酸、カテキン、サイカシン、
サポニン、クロロゲン酸などですが、
そのほとんどは水溶性です。
山菜の強いアクが苦手な方は、
水につけたり茹でる時間を少し長めに。
油で炒めたり、揚げると苦みやエグ味が和らぎ、
サクサクした食感やほのかな甘みが際立ち、
他の食材との調和も楽しめます。